2012年3月14日ダイヤ改正

2012年3月14日、市バスのダイヤ改正が行われました。
水族館の開業も相まって、去年と比べると大きめの改正となりました。
まずは今年の目玉、水族館系統から紹介していきます。


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3月14日、「京都水族館」が七条大宮の南にオープンし、それに伴って水族館アクセスの増強を図る2つの路線が新設されました。
そのひとつがこちら、「水族館シャトル」です。

京都駅と水族館を直結する土休日のみ運行のシャトルバスで、梅津京阪が担当しています。
起終点は七条大宮ではなく、近くにある梅小路公園内に設置された「梅小路公園」停留所が起終点となります。
途中の停車停留所は「七条大宮・京都水族館前」のみで、梅小路公園行は降車専用、京都駅行は乗車専用停留所となっています。

車両は、京都市交通局が3月16日をもって撤退した定期観光バスに使用されていた、1997年式いすゞガーラ4両(6505~6508)が使用されています。
しかし、元定観バスの改造(運賃箱設置等)が間に合っておらず、現在は暫定的に梅津京阪の一般車での運行も存在しています。
4両すべてが揃い次第、一般車は撤退すると思われるため、一般車による水族館シャトルは貴重なものになるかと思います。

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元定観車の側面表示です。
変更の必要が無いように、往復表示となっています。

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こちらが一般車による水族館シャトルです。
現在は1日に1台が入っています。6219や6220が入る日が多いようですが、200が入った日もありました。
定観車の場合は立席が不可なので、一般車の方が詰め込みが利くかもしれないですね。
実際に、京都駅行の定観車が七条大宮を満員通過していくシーンを見ましたし・・・。

一般車は今のうちに撮りためておきたいものです。
まぁ定観車も1997年式ですし、それが引退したらまた一般車での運行が見られるとは思います。
その頃まで水族館シャトルが存続していれば、の話ですがね(笑

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一般車の側面幕です。
幕変更ができるので、往路と復路の2つが用意されています。
水族館シャトルの幕は西賀茂や烏丸など、他営業所にも装備されています。しばらく使う機会は無いはずなのですがね。
途中停留所があるのにも関わらず、「直行 Non-Stop」と表現していますね。ちょっと語弊がありそうですが・・・。


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さて、もうひとつの水族館系統は「水族館・東山ライン」です。

水族館と七条京阪・東山通・三条京阪を結ぶバスで、京都駅~三条京阪間で運行している楽洛東山ラインの水族館バージョンという感じです。土休日のみの運行で、楽洛東山ラインと同じく九条京阪が担当しています。
こちらも梅小路公園停留所が起終点となります。七条通沿いの「梅小路公園前」にも停車するので、ダブル停車する唯一の路線となりますね。
水族館から京都駅へは水族館シャトルがあるため、烏丸七条をあっさりと直進していきます。

基本は梅小路公園が起終点で、梅小路公園到着後は回送で九条車庫へ帰るようです。しかし朝と夕方には三条京阪前発着の便があり、その便は出入庫を兼ねて、京都駅~三条京阪前間を楽洛東山ラインとして運行しています。
そのため、車両は楽洛と同じようにツーステが中心と思われましたが、普通のノンステやフルフラットノンステまで入っている日もありました。
その日は案の定、フルフラットノンステの臨206系統を見ることができました。
九条京阪のツーステもそう多くは無いので、楽洛ほど車両の限定は無いのかもしれません。

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水族館・東山ラインの側面幕です。
一応烏丸七条が京都駅の最寄り停留所ということで案内されています。
しかしこれが仇となり、( )付きの京都駅の文字を見て京都駅行のバスと勘違いしてしまう人が結構いました。烏丸七条で降ろされていましたが、なんで京都駅前に行かないの、と不服そうな感じでした・・・。

ちなみにですが、水族館シャトルは98系統、水族館・東山ラインは99系統という番号が与えられているようです。
この番号が定着したら、長ったらしい名前をいちいち書かなくて済むので、ありがたいのですがね・・・。

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土休日しか運行しない水族館シャトルと水族館・東山ラインですが、京都水族館開業直後の多客を見込み、3月中は平日も臨時運行をしています。
水族館シャトルは通常と変わりませんが、水族館・東山ラインの方は九条京阪ではなく直営各所からの寄せ集めで運行されており、なかなか面白いものとなっています。
写真は上から西賀茂の1386、6235、烏丸の6400、6401、梅津の313、九条の6033です。
寄せ集め方は日替わりのようで、錦林の車両が駆けつけている日もありました。
九条に転属したての6033が入ったのは嬉しいですね。この写真は近々、もう一度使うことになりそうです。

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直営による臨時便も三条京阪の出入庫は臨時の楽洛東山ラインとして運行しており、バス停にも3月のみの時刻表として掲示されています。
貴重な直営車の臨206系統なので、撮る価値はあります。と言っても、つい先日までは直営の臨206系統が東山花灯路号としても走っていたんですけどね・・・。頑張ってたくさん見てきたので、こちらも近日中に紹介したいと思います。

写真は上から烏丸の6400、西賀茂の6235、梅津の499、錦林の1753です。
明るいうちに撮れる直営車の臨206系統、という点ではレアなものかと思います。



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横大路阪急が担当している、みぶ~久我石原町の18系統とみぶ~久世橋東詰の特18系統ですが、水族館開業に伴ってみぶ~二条駅西口間を延伸し、二条駅と水族館のアクセス増強を図りました。
土休日の昼間時間帯のみ二条駅西口発着となり、二条駅行は新幕が登場し、だいぶ定着してきた2段構えの系統番号表示となりました。
実は竹田駅経由の臨18B系統(二条駅発着便は「B」という名前が付けられています)も新幕が出ているのですが、竹田駅を出た所で普通の18B系統と同じ幕に変更してしまうので、その新幕は久我石原町~竹田駅西口間でしか見られません(汗
また機会があれば撮りに行ってきます。

撮影日には6517や6036まで入っていて驚かされました。
6036は水族館輸送を意識しているのか、ダイヤ改正後は連日18系統類で運用されています。
臨18B系統の6036を撮るのは今がチャンスかもしれませんね(笑

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幕は通常と変わりませんが、二条駅西口に来ているということで、18・特18・臨18各種を載せておきます。
最近は中型ロングの212~217もよく18系統類に入っています。臨18系統で見られるとは思いませんでしたがね。
その代わりに、元MK車をあまり見なくなりました。エルガミオは平気で入れているので、中型を敬遠しているわけではなさそうですが・・・。



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また、地下鉄駅のアクセス向上に向け、71系統の昼間時間帯の一部便が、太秦天神川駅前経由となりました。

こちらも2段構えの系統番号となりましたが、系統番号の上半分に「太秦天神川」を収めるのはきつそうですね。
本当は太秦天神川駅と入れたかったのだと思いますが、さすがに無理と判断したのでしょう。
71系統にもハイブリッド車が入るようになったので、LED表示だと尚更厳しいかと思います。

太秦天神川駅経由で所要時間は12分増となりました。
関係無い人にとっての12分はかなり痛いですね。これを改悪と捉える人も多そうです。
また、京都外大前と猿田彦橋は二重停車となります。特に京都外大前は取り扱い停留所の位置が非常にわかりにくくなっています。
松尾橋行を例に取ってみると、通常の松尾橋行は西行東詰停留所、太秦天神川経由松尾橋行は北行停留所、太秦天神川駅から帰って来た松尾橋行は西行西詰停留所というふうになっており、京都外大前から松尾橋行に乗るお客さんは、次に来るのが通常便か経由便かで東詰か西詰かを判断しなければならないという状況になっています。
これはどうにかしないといけない気がしますね・・・。



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去年のダイヤ改正で、東山通から京都駅へのアクセス向上のため、202系統と207系統の夕方の入庫便が京都駅八条口経由となっていましたが、この度、入庫便すべてが京都駅八条口経由に変更となりました。
これによって、明るい午前中や深夜にも八条口経由便が運行されるようになりました。

それにあわせて、九条車庫入庫便であることを明確にするため、系統番号の部分を八条口202・207から九条車庫202・207へと変更されました。
写真は、平日にしか無い唯一の午前中の207入庫便で、九条車庫207という表示になった特207甲入系統、九条の2010です。

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新しい側面幕です。
側面には九条車庫までという文字がありますが、以前まで前後幕には無かったので、運転席前の九条車庫までという紙が良い仕事をしていました。しかし九条車庫の文字が入った現在も紙を掲出していますね・・・。

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貴重になった、八条口表示時代の特202・207甲入系統です。
結局、八条口202・207という表示はたった1年で見納めになってしまいました。
なんだかもったいないですね・・・。

しかしダイヤ改正前日に、九条車庫202表示のバスを目撃しました。まさかフライングするとは・・・。
実はそれで新幕の存在を知ったんですけどね。
その日に八条口202の撮り収めに行った人には酷い仕打ちだと思います(笑

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またまたしかし、ダイヤ改正後の3月16日、今度は八条口202表示の1720を目撃しました。
おそらく設定ミスかと思いますが、表示幕が安定しませんね・・・。
改正後にこの幕が見られるとは思いませんでした(笑

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九条車庫202の存在を知ったのが改正前日だったので、八条口202の撮り収めはあきらめましたが、入庫便全便が特202甲入系統となるのは知っていたので、事前にこの写真を撮っておきました。
この幕自体は今後も使用されますが、入庫便すべてが途中で九条車庫202表示になるので、祇園などで通常の入庫幕が見られることは、もうまず無いと思います。

しかし、遅延による突発的な入庫便や臨時便などが、どういう対応をするかは要注目です。
もしかしたら、そういう時だけ通常の入庫幕が祇園辺りでも見られるかもしれませんね。



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僕にとってあまり大きな話題ではありませんが、京都駅前の26系統のりばがB4からD3に変更されました。
もともとB4は26系統専用のりばでしたが、Bの島に4つののりばがあるというのが、そもそもかなり無茶だったため、28系統専用だったD3に26系統のりばを移動しました。
しかし28に加えて26が増えたために列がかなり伸び、D2の208の列とぶつかるという問題が既に発生しています。
これももう少し考えた方が良さそうです・・・。



最後は停留所関連です。
今回は3つの停留所が新設されました。
1つ目は梅小路公園内に整備されたロータリーに設置された、「梅小路公園」停留所。

2つ目は梅津石灘町~桂川小学校前間の「上野橋」停留所。以前からある上野橋は桂川小学校前に改称されました。
確かに、上野橋停留所は桂川に架かる上野橋と相当離れた場所にあったので、少し疑問を感じていました。

3つ目は右京の里~福西竹の里間の「上里小学校前」停留所。停車するのは右京の里経由の特西2系統のみです。
ここには自転車で行ったことがありますが、確かに停留所間の距離はかなりあったと思います。でもバス停が置けるような場所でもなかったような気がします。また機会があれば見に行きたいですね。

次に名称変更です。
七条大宮が七条大宮・京都水族館前に変更されました。
水族館開業に併せた当然の措置だと思いますが、また長ったらしいバス停名が増えてしまいました・・・。
まだ短かった頃の写真を撮っておきました。
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行先によってバス停の豪華度が全然違って面白かったので、質素順に並べてみました(笑
思えば南行南詰と北行南詰を忘れていました・・・(泣 やらかしました。

また、京都会館・美術館前の二条通沿いのバス停(32・46系統のりば)が京都会館美術館・平安神宮前に変更されました。
なんですかこの長さは。ただただ観光地を並べれば良いというものなんでしょうか。
最近の交通局のやり方は好きではないです。一条戻り橋が一条戻橋・晴明神社前に変更された時もショックでしたし・・・。
と言っても、どうしたら良かったか思いつくわけではないので、仕方ないですね。
やっと平安神宮という名前の入ったバス停が出来たわけです。46系統平安神宮行の矛盾も無くなりましたね。
京都会館・美術館前というバス停が無くなったわけではないので、わざわざ撮影はしていません。

さらに、上京区総合庁舎前が今出川新町に変更されました。
上京区役所の老朽化による建て替え工事が行われ、工事中の仮庁舎を元西陣小学校に置くため、停留所名も今出川新町に変更となりました。
~前から交差点名になるというのは珍しいパターンですね。
これは事前に撮影しておきました。
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上京区役所の文字とのコラボはちょっといい感じです。西行は既に今出川新町に取り替えられており、シール対応という状態でした。
建て替え工事が終了したらまた総合庁舎はここに戻ってくるので、この名前は一時的なものになるのかもしれません。
逆に今出川新町の名前を撮っておいた方が良かったかも・・・ですね(笑

他に、梅ノ宮大社前が梅宮神社前に、上野橋が桂川小学校前に変更されました。
梅ノ宮大社前は改正前日に撮影に行きましたが、既に梅宮神社前に取り替えられ、シール対応も無かったため撃沈。
もっと早めに行っておけばよかったです・・・。
上野橋は結局新たに新設されたので、撮りに行ってはいません。



その他、鉄道接続などのダイヤ見直しはもちろん、70系統や100系統・205系統の増便などが行われました。

これにて、今年のダイヤ改正内容は以上となります。
今年は2つも路線が新設され、かなり濃い内容だったかと思います。
それでも課題はまだまだあると思うので、これからも色々な所を見直し、より良い交通機関となっていってほしいです。

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