車椅子マーク

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ノンステと烏丸のワンステの幕の横に貼られている車椅子マーク。
一見どれも同じようですが、よく見るといくつかの種類があります。
今回は、そんな案外奥の深い車椅子マークについての話です。

まず、1台モノのような例外を除いて8種類に分けられます。

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1種類目は、車椅子が左向きでシールの角が角ばったタイプです。
市バス最初のノンステ6419・6420から2003年度車までは、左向きでスロープが入ったデザインになっています。
ただし左向きには角が丸いタイプもあり、角ばったものは、
6419.6420
6517.6518
6665.6666
72~74.80.81
94~226
312~320.332~366
494~505.512~519
679~699.714~727
が該当します。
96~00年度の全車と、01~03年度のいすゞ純正車・日野純正車・富士重工車ということです。

なお、2000年度車までは導入当初、車椅子マークが貼られておらず、おそらく01年度に一斉に貼られました。


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2種類目は、車椅子が左向きでシールの角が丸いタイプです。
ひとつめと色が違って見えますが、これはただの写り具合で実際は同じ色です。
車椅子が右向きのものと比べると、スロープ付の左向きは色が濃い目です。ただし経年で色が薄くなっているものもあります。
左向きで角が丸いタイプは、
321~331
506~511.520~539
653~675.700~713.728~737
が該当します。
01~03年度の西工車・ふそう純正車(元MK車除く)です。


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3種類目は、車椅子が右向きでサイズが大きいタイプです。
2004年度から右向きになり、スロープが無くなりました。
このタイプはシール自体のサイズが大きく、余白も少ないデザインなので、もっとも存在感があり、
934~936.955~958
1206~1209
1383~1466.1477~1481.1494~1512.1517~1522.1527~1558
1683~1734.1744~1798
1969~2070.2076~2094
が該当します。
04年度以降の西工車です。


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4種類目は、車椅子が右向き、サイズは普通で、角が丸いタイプです。
868~922.927~932.937~954.959~989
1141~1200.1226~1260
1468~1476.1482~1493.1513~1516.1523~1526.1562~1570
1736~1740.1799~1801
2071~2073
2272.2273
2414.2415
2526~2532
2648~2687
2816~2825
2973~2985
3124~3130
が該当します。
04年度以降の日野純正車と04~08年度のいすゞ純正車です。ポンチョも含みます。


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5種類目は、車椅子が右向き、サイズは普通で、角がやや角ばっているタイプです。
といっても4種類目と角で判断するのは難しく、一番わかりやすいのはピクトの手の先が4種類目は垂直でしたが、こちらは若干ななめです。
2829~2874
2989~3054
が該当します。
13・14年度のいすゞ純正車です。


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6種類目は、車椅子が右向き、サイズが大きく、角がやや角ばっているタイプです。
デザインは5種類目と同じですが、いすゞ純正車は15年度車からサイズが少し大きくなっており、西工と似たサイズになっています。
3165~3215が該当します。


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7種類目は、車椅子が右向き、サイズは普通で、余白が大きいタイプです。
余白が大きいので車椅子が少し小さく見えます。線が少し太いという特徴もあります。
800~821.1263
924~926
1264~1266
1559~1561
3216~3219
が該当します。
元MK車と04年度以降のふそう純正車です。


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8種類目は、車椅子が右向きでサイズが小さいタイプです。
ふそう小型車の1043~1050が該当します。

以上8種類です。後半は僕でもうんざりするほど細かい違いも見てきましたが、おわかり頂けましたでしょうか。
しかし、車椅子マークの世界はこんなものではありません。
理由はよくわかりませんが、これらのパターンから外れる例外車がいくつか存在します。
この記事のメインはむしろこちらです。では1台ずつ見ていきます。


13j9b.jpg
九条の1550です。
現在デコレーションバス「九条Green Liner」となっている1550は、2007年3月導入当初より、車椅子マークが左向きになっています。
ところで僕はあまり注目していませんが、ほとんどの車両はリアにも車椅子マークが貼られています(328に貼られていないのを発見しました)。そして03年度以前車(元MK車除く)と04年度以降の西工車に限り、リアの車椅子マークはフロントに貼られているものと逆向きになっており、おそらく1550はリア用のものを貼ったのではないかと思われます。
なお1550はリアも左向きなので、入れ替わっているわけではありません。



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九条の683です。
違和感しかないですね。
2012年6月中旬頃から、突如として683の車椅子マークが消えました。
理由はさっぱりわからないのですが、この状態で6ヶ月近く走り、12月上旬頃にようやく元に戻りました。

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現在はいたって普通です。
車椅子マークが無い頃は、遠目でよくツーステと見間違えたものです(笑



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九条の1714です。
1714も683と同様、2012年6月中旬頃から車椅子マークが無くなりました。
西工車のよく目立つ車椅子マークが無いのは、本当に違和感しかありません。

13j14.jpg
そして同じく12月上旬頃に車椅子マークが復活したのですが、683と同じ左向きのものを貼ってしまい、今でも面白いことになっています。



13j15.jpg
横大路MKの1046です。
これは普通だった頃の写真です。
先程の拡大写真では逆にわかりにくかったですが、こちらだと小さいタイプというのがよくわかると思います。
小型車は幕の横のスペースが狭いので、小さいタイプを貼らざるをえないわけですね。
ちなみにリアは、7種類目として紹介した、04年度以降のふそう純正車のタイプが貼られています。

13j16.jpg

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そんな1046ですが、2014年の3月下旬~11月中旬の間のいつか(幅が広くてすみません)に車椅子マークが変わりました。
これは1種類目として紹介したタイプの、リア用のものだと思われます。
サイズが合っていないので、左前から見ると幕の番号に車椅子マークが被ってしまいます。
ちなみに1046は降車チャイムが低音で4回鳴るので、そういう意味でもイチオシの車両です(笑



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烏丸の344です。
富士重CNGが全廃され、市バス最後の富士重工車となってしまった344。
元々は普通の1種類目のタイプでしたが・・・。

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2014年4月中旬頃に、「スロープ付」という文字の入った前代未聞の車椅子マークに変わりました。
これは市バス界隈でかなりのニュースになりましたね。
しかしこれも半年あまりで終わってしまい、あまり満足に写真は残せませんでした。

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2014年10月26日~11月2日の間にこのタイプに貼り替えられ、現在に至ります。
現在の1046と同じタイプでしょうね。
左向きなら標準仕様だったのですが、右向きなので違和感は拭えません。



13j22.jpg
西賀茂の1554です。
当然ながら元は西工標準のタイプでしたが・・・。

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2015年11月3日に1554を撮影して車椅子マークが変わっていることに気付きました。
車椅子が左向きで色がかなり濃く、デザインも唯一のタイプです。
しかし11月23日までに再び貼り替えられてしまい、この1枚しか記録できませんでした。
数週間しか見られなかった車椅子マークということになりますね(笑

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現在の姿です。
サイズ感などは西工標準にちょっと似ていますが、デザインは先程の左向きが右向きになったものです。
ただ、色は薄くなっているようですね。
とにかく、これまた唯一無二のものであることに間違いはありません。


車椅子マークの面白い車両は以上になります。
ディープな話題でしたが、少しは興味を持って頂けたでしょうか(笑
最後に、この記事を書くために写真を漁っている間に見つけたのですが・・・

13j27.jpg
横大路阪急の537の車椅子マークが、やたら上に寄っているのを発見しました。
僕は全車両をここまで目を凝らして確認したわけではないので、こういったちょっとした違いは他の車両にもあるかもしれません。
なのでぜひ市バスを見かけたら車椅子マークにも注目して頂ければと思います(笑


以上です。

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